
マドリッド制度 – 商標の国際登録制度
マドリッド制度は、世界中の国で商標の登録・管理を簡便かつ経済的に行える制度です。単一の通貨による1つの出願手続で、最大127カ国での保護を申請することができます。また、国際登録簿による一元管理により、変更・更新・保護を求める国の追加も1つの手続で行うことができます。
国際登録出願には、基本手数料(653スイスフラン*)と、商標の種類、保護を求める国及び商品・役務の区分の数によって追加の手数料がかかります。
例えば、インドとEUの両地域で2018年2月16日に商標を登録する場合、商標が白黒で、商品・役務が1区分であれば、合計金額は1,698 スイスフラン [653基本手数料+ 148 (インドで1区分) + 897 (ヨーロッパで1区分)]となります。
追加の手数料は、国際登録された商標の保護を求める国の追加、更新などにも適用されます。
*本国官庁が後発開発途上国(LDC)の場合、国際登録出願の基本手数料は90%の割引が適用されます(65スイスフラン)。
マドリッド制度よくある質問