2025年スタートアップ・中小企業向けWIPOグローバル・アワードの応募を開始しました

ジュネーブ, 2025/01/15
PR/2025/932

WIPOは、グローバル・アワード2025の応募を開始しました。知的財産（IP）を活用して経済成長を促進し、社会貢献を果たしているスタートアップや中小企業（SMEs）、大学発ベンチャー企業からの応募を受け付けています。 

2022年に創設されたグローバル・アワードは、知的財産をビジネスの成功のためだけでなく、経済的・社会的インパクトの手法として活用している企業を称えるものです。受賞者には、資金調達の円滑化、パートナーシップの機会、広報支援など、知的財産（IP）をビジネスの成長に役立てるための個別指導プログラムが提供されます。 

2025年1月15日より、WIPOグローバル・アワード2025は、健康、環境、創造性、農業食品、情報通信技術（ICT）を含むあらゆる事業分野のスタートアップ、中小企業、大学発ベンチャー企業などからの応募を募集しています。応募期間は2025年3月31日までです。 

受賞企業10社は専門家からなる独立した審査委員会によって選出されます。また、2025年7月にスイス・ジュネーブのWIPO本部で開催される授賞式にて表彰されます。今年は新たに、女性や若者の起業家が率いる受賞企業に特別賞が与えられます。 

WIPOグローバル・アワードは、知的財産がいかに企業に力を与え、優れた製品を市場に送り出すと同時に地域的・世界的な課題に取り組み、人々の生活を向上させているかを紹介するものです。2025年には、本コンペティションの一環として、受賞者の中から優れた女性と若者の起業家を表彰することで、包括性とイノベーションへの取り組みを深められることを誇りに思います。これらの新しい特別賞は、あらゆる場所で誰もが知的財産による恩恵を受けている未来、というWIPOのビジョンを映し出しています。ぜひご応募いただき、WIPOグローバル・アワードの変革をもたらすグローバルな活動にご参加ください。

WIPO 事務局長 ダレン・タン 

応募条件はコンペティション・ルール（英語）に記載されています。

WIPOグローバル・アワードは、知的財産を活用して事業目標を達成し、収入を生み出し、雇用を創出し、地域および世界の課題に取り組み、地域社会および国家の発展を支援する発明者やクリエイーター、起業家を表彰することにより、知的財産資産の商業化を奨励することを目的としています。

応募方法

世界中の企業から、2025年3月31日23時59分（中央ヨーロッパ時間）まで応募を受け付けています。応募フォームは英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、中国語、ロシア語に対応しています。

• 詳細および応募ガイドライン（英語）