商標とは?

商標とは?

商標は自己の商品又はサービスと他人の商品又はサービスとを識別することを可能にする標識のことをいいます。商標は知的財産権によって保護されています。.

各国レベルとしては、その商標を各国官庁などに出願し、必要な料金を支払い、商標登録をすることによって、権利として保護されることになります。国際的なレベルとしては、二つのオプションがあります。一つ目は各国官庁に直接出願をするか、二つ目はマドリッド制度を通じた国際登録出願を行う方法があります。

一般的に、商標登録をすることによって、登録商標の使用について独占的排他権を有することになります。これは、当該商標の権利者として独占的にその商標を使用することに加え、他人に当該商標の使用をライセンスし、収益を得ることも可能になります。また、侵害訴訟の場面において、商標登録を獲得していることが、商標の権利者として法的安定性を担保することにもつながります。

登録商標の存続期間は国によっても異なりますが、10年間というのが一般的です。10年後に追加の更新料を支払うことにより、商標の更新をすることが可能です。

文字、記号、数字又はそれらの組み合わせなどが商標の構成要素となり得ます。また、商品のパッケージを表す図形や立体的形状、音や匂いなどの視覚することができないもの、特徴を現す色彩そのもの等もその対象に含まれることがあります。

商標関連トピック

我々は、日々生活をしていく中、あらゆる場所で様々な商標に遭遇します。商標は現代のビジネスの世界では欠かすことができない重要なツールとなってます。

(Photo: iStock.com/jbk_photography)

観光産業での活用事例

サービスマークを含む商標は、特にグローバル化している観光産業においても更なる発展の要素として重要なカギになることがあります。

(Photo: iStock.com/kaan tanman)

マーケティングの相乗効果の事例

商標弁護士やマーケット担当者の戦略次第で、マーケティングを成功に導くことができる場合があります。

(Photo: iStock.com/hjalmeida)

商標の共存の事例

同一又は類似の商標が存在する場合、共存することがお互いにとって良い結果をもたらす事例があります。

商標法、条約など

 

WIPO、諸外国及び多国間において管理している条約や法令によって、商標の国際的な法的枠組みを構築しています。

共同勧告

 

これら共同勧告によって、国際的な商標法の進展や傾向に対応しています。

  • 周知商標の保護 PDF, Joint Recommendation Concerning Provisions on the Protection of Well-Known Marks
  • 商標のライセンス PDF, Joint Recommendation Concerning Trademark Licenses
  • インターネット上の商標及びその他の標識に係る工業所有権の保護 PDF, Joint Recommendation Concerning Provisions on the Protection of Marks, and Other Industrial Property Rights in Signs, on the Internet

参考文献

  • 商標法およびその運用~アンケート調査~ PDF, Summary of Replies to the Questionnaire on Trademark Law and Practice, Rev. 1
  • 非伝統的商標の表現方法 PDF, Representation of Non-Traditional Marks – Areas of Convergence
  • 商標異議申立手続 PDF, Trademark Opposition Procedures - Areas of Convergence
  • 商標の拒絶理由 PDF, Grounds for Refusal of all Types of Marks
  • 証明標章及び団体商標の手続 PDF, Technical and Procedural Aspects Relating to the Registration of Certification and Collective Marks

産業財産権法令及び条約 (WIPO Lex)

WIPO Lexデータベースを用いることにより、国際的な条約や各国の産業財産権法令を検索することが可能です。

常設委員会 (SCT)

商標、意匠及び地理的表示の法律に関する常設委員会では、加盟国が集まり、国際的な議場において商標関連法令やその運用面などについて、政策議論をおこなっております。

More SCT photos on Flickr. (Photo: WIPO)

商標の登録方法

マドリッド制度 — 商標の国際登録制度

マドリッド制度は、外国での商標保護の確立を支援するための出願システムであると同時に、一括更新を通じて国際的な商標管理を支援する制度です。当該制度に基づいて国際登録出願を行うことで、単一の手続、単一の言語及び単一の通貨において、加盟国に対して一括で商標の保護を求めることが可能です。

商標(その他の標識)の検索方法

ROMARIN

ROMARINデータベースは、マドリッド制度を通じた国際登録の情報を検索することができるデータベースです。日々更新がなされており、現在継続中の案件及び過去6月以内の消滅した案件について検索可能です。

グローバルブランドデータベース

グローバルブランドデータベース(Global Brand Database)は、マドリッド制度を通じた国際登録の情報のみならず、各国における商標登録の情報、リスボン協定における原産地表示、パリ6条の3に基づく紋章・記章等も検索することができます。

ニース分類

ニース分類は、商標登録のために用いる商品及びサービスの分類です。

関連サービス

(Photo: iStock.com/Ina Peters)

リスボン協定

原産地名称の保護及び国際登録に関するリスボン協定に基づいて、原産地名称(地理的表示)の保護をしています。

(Photo: iStock.com/yesphoto)

パリ条約6条の3

パリ条約6条の3に基づいて、パリ条約の加盟国の紋章、記章や標章等を保護しています。

(Photo: iStock.com/zimmytws)

裁判外紛争処理

WIPO仲裁調停センターは、WIPOにおける国際的な手続の枠組みを用いて、各国間のインターネット上のドメイン名に関する紛争処理のサービスなどを提供しています。