マドリッド制度の活用事例 (ハイライト): パナソニック-更なる成長と、より高い価値を追求したブランディング

2021年10月5日

前回に引き続き、マドリッド制度の主な活用事例のハイライトをご紹介し、様々な業界の企業がどのようにマドリッド制度を世界的に有効活用しているかについて実務的な知見をご提供します。今回の事例紹介では、著名な日本のエレクトロニクス企業であるパナソニックに注目します

パナソニックは、世界中の消費者の日常生活のなかで利用される製品・サービスを幅広く提供しています。そこには、家電製品やそれらに組み込まれる電子部品、住宅設備や各種サービスが含まれます。創業100余年の経験をもつ同社は、“A Better Life, A Better World”のブランドスローガンの下、ユーザー1人ひとりのくらしをより良いものにすることに献身的に取り組み続けています。


    

創業以来、パナソニックは、複数のビジネスブランドを導入することで、ビジネス分野ごとに、更なる成長とより高いブランド価値を追求してきました。2008年、同社は、社名を松下電器産業株式会社からパナソニック株式会社に変更することで、そのブランド・アイデンティティの統合・強化を図りました。

Panasonic
(PHOTO: PANASONIC CORPORATION)

多様なポートフォリオと国際的な拡大戦略をもつパナソニックが、管理手続きの簡素化・費用の大幅削減のためにマドリッド制度をどのように活用しているか、ご覧ください。

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近日公開予定

WIPOでは、イノベーションを創出する企業の最新事例を幅広い業種にわたりこれから年末にかけてさらにご紹介していく予定です。グローバルな事業展開を進める上でのマドリッド制度の活用方法や、海外市場での商標の保護取得がどのようにして認知度や競争力の向上につながるのかなど、マドリッド制度の活用に役立つ情報を提供しますので、ぜひご覧ください。

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