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可能性は無限大

Guangzhou EHang Intelligent Technology Co., Ltdは、自動運転航空機(AAV)技術で世界有数の企業です。同社は、「EHang」の名前で知られ、自動運転航空機(AAV)を開発し、エアモビリティ(旅客輸送と物流)、スマートシティマネジメント、航空メディアソリューション等、AAV製品と商用ソリューションを提供しています。同社の使命は、安全で自動飛行でき、環境にやさしいエアモビリディを誰もが利用できるようにすることです。同社は、知的財産(IP)管理の重要性やアイディアを売るにあたって直面した課題、そして将来の計画を語ってくれました。

EHangは、エアモビリティ(旅客輸送と物流)、スマートシティマネジメント、航空メディアソリューション等、AAV製品や商用ソリューションを開発しています。(写真提供: © Guangzhou EHang Intelligent Technology Co., Ltd.)

会社と製品の紹介をお願いします。

EHangはハイテクのインテリジェント航空会社であり 研究開発から製造、販売、サービスまで手掛けています。当社の旅客輸送用の電動AAVには5つの特徴があります。その5つとは、フルバックアップ安全設計、自動飛行、全電動、クラスター管理とリアルタイムのネットワーキングです。電動の旅客輸送用のAAVであるEH216は二人乗りで、16個のモーターで動きます。飛行時間は約25分です。乗客はタブレットで目的地の駅をクリックするだけです。機体は、コンピュータで遠隔制御されます。

アイディアを形にして売り出す上で直面した最大の課題は何でしたか。

当社が開発した自動運転の航空機を市場に投入するにあたって、中国政府がAAV用の航空管制システムを導入し、都市部の航空管制システムを構築・改善し、指揮発進プラットフォームやステーション等のインフラを整備する必要があります。目下のところ、これらが最大の関門となっています。しかし、このような障害はありますが、2021年にはEH216の耐空性免許も取得できると思いますし、その免許を取得次第、商用飛行を開始する予定です。

電動の旅客輸送用のAAVであるEH216は二人乗りで、16個のモーターで動きます。飛行時間は約25分で、パイロットは乗っていません。(写真提供: © Guangzhou EHang Intelligent Technology Co., Ltd.)

知的財産が事業の助けになるということにいつ頃気づきましたか。

EHangを設立したのは2015年ですが、当時はIPの管理経験が浅い状態でした。競合の中には、当社よりももっと洗練されたIP管理システムを有し、当社が製品開発を行っている分野でも既に特許を取得している競合もありました。つまり、当時、市場に製品を投入していたら、競合の知的財産権を侵害していた可能性があったため、初期の頃予定していた市場投入をあきらめなければなりませんでしいた。この経験から、EHangは、自社の中核技術やブランドを保護する重要性を強く認識するに至りました。

どのように知的財産権を活用して、それらがどのように事業に役立っていますか。

EHangは、318の国内特許、43の外国特許を出願し、国際特許出願(PCT制度)を使って76の国際特許出願を行いました。当社の特許「Aircraft Control Method Based on Intelligent Terminal (インテリジェント端末を使った航空機制御方法)」(ZL201510990563.4)は、2019年に第6回広東省特許賞を受賞しました。また、450以上の商標を出願し、うち381はオーストラリア、中国、欧州連合、ニュージーランド、ロシア、南アフリカ、米国等で登録済みです。EHangは知的財産権を取得、管理、保護する能力を数年間で大幅に高めることができました。そのお蔭で強力なIP戦略を確立し、当社の事業開発目標を支えるオペレーションシステムを構築することができました。

知的財産権を確保する上で必要な情報はすぐ見つかりましたか。

WIPOのブランド、意匠、特許に関するGlobal Databaseのお蔭で、IPサービスやポリシーについて簡単に検索することができました。これらのデータベースを活用することで、特許、ブランド、意匠に関する必要な情報を収集することができました。また、各国における知的財産法について学ぶこともできました。データベースには多言語検索やグラフィック分析、機械翻訳などの機能もあり、知的財産関連の情報へのアクセスが大幅に向上しました。

EHangは、318の国内特許、43の外国特許を出願し、国際特許出願(PCT制度)を使って76の国際特許出願を行いました。(写真提供: © Guangzhou EHang Intelligent Technology Co., Ltd.)

アイディアを商品化して市場で売ることを通じてどのような教訓を得ましたか。

知的財産権についてグローバルな枠組みに注目し、海外におけるIP戦略を構築することが国際競争力を高める上で不可欠であることを学びました。特許取得に加えて、商標を登録し、権利を守ることも重要です。これらは、ブランド価値を確保し事業展開を可能にする上でも大事なことです。

また、効果的なメカニズムを構築して、競合他社の特許を定期的にモニタリングする重要性も認識しました。特許情報を通じて、競合他社の市場や技術、法的枠組みなどの情報を分析することができます。

何故中小企業にとってIPに注目することがなぜ重要なのでしょうか。

IPは中小企業の生存や発展のカギを握ります。中小企業が市場で地位を確立する上で独自のブランドを持つ必要があります。そして、ブランドを支える無形財産がIPなのです。従って、中小企業は、設備や人材、製品を保護するのと同じように、知的財産権も保護する必要があります。知的財産権の保護を強化することで、中小企業は最終的に資産を拡大し、競争力を高めることができます。

ある意味、中小企業はそのイノベーションへの取り組みにより、技術革新や特許取得可能な新製品や新用途の原動力となっています。国家のIP戦略の実現は中小企業がIP資産を保護する能力に直結します。従って、中小企業の知的財産権を保護することは不可欠です。

他の中小企業に対して、IPについて何かアドバイスはありますか。

中小企業は、知的財産保護戦略を策定するとともに、知的財産の侵害があった場合には、積極的にかつ柔軟に権利を保護すべきです。IPの侵害に直面した時、自らの権利を守る能力が不十分な中小企業もあります。このような場合、必ずしも正面から戦う必要はなく、代替的で、より柔軟な紛争解決手段を取ることも可能です。

どのように知的財産制度が進化したらよいと思いますか。

現行の知的財産制度の下、中国政府はイノベーション主導の戦略を取り、科学技術の革新とIP保護を強化し、政策支援も行ってきました。今後、政府が制裁に大きな役割を果たし、IPを侵害した者が適切な処罰を受けるようにしてもらいたいです。

今後の計画についてお聞かせください。

グローバルな都市エアモビリティ業界で最新のAAV技術と商用ソリューションを提供する先駆者として、EHangは長期的なIP計画を策定しました。当社は、強固な特許ポートフォリオを構築し、技術を保護するために価値の高い特許を保持することに注力していきます。この2年間で、ドイツや米国等、複数の国でグローバル都市型エアモビリティ産業に対する投資が徐々に増加しています。EHangでは、当社のコア技術の海外流通を強化し、市場シェアを上げていきます。また、標準規格の策定にも積極的に参加し、当社の先進的な特許技術を業界標準、国家標準、国際標準にも組み込み、標準必須特許を形成する取り組みを行っていきます。