2020年マドリッド協定議定書に基づく新しい規則および簡易化された国際登録の更新

2020/01/15

新年は、商標の国際登録に関するマドリッド協定および同協定に関する協定議定書に基づく共通規則(以後「共通規則」)の変更のお知らせから始めます。

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(画像: Gettyimages/Bet_Noire)

共通規則は2020年2月1日付で、「商標の国際登録に関するマドリッド協定に関する協定議定書に基づく規則」(以降「議定書に基づく規則」)になります。特に言及すべき変更として、協定議定書に基づく規則の規定30条の改正が挙げられます。これにより国際登録の更新がより簡易になりました。

規則改正の全内容の詳細を公開しています PDF, amendments to the Regulations.

協定議定書に基づく新しい規則、事務的指示および手数料一覧に対するその結果に基づく改訂

「共通規則」は「協定議定書に基づく規則」に改名され、これにより協定議定書はマドリッド制度に基づき国際出願および登録を統治する単独の条約となりました。

その結果、事務的指示および手数料一覧に対して改正に基づく改訂が発生します。

協定議定書に基づく規則の改正、事務的指示および手数料一覧の改訂の全詳細については Information Notice No.1/2020 をご参照ください PDF, Madrid Information Notice No.1/2020.

簡易化された国際登録の更新

国際登録は10年間有効で、WIPOにて直接更新が可能です。協定議定書に基づく規則の規定30条の改正により、更新が大幅に簡易化されます。

国際登録は10年間有効で、WIPOにて直接更新が可能です。協定議定書に基づく規則の規定30条の改正により、更新が大幅に簡易化されます

これまで締約国は区分ごとに個別の手数料を申告してきましたが、今後、更新手数料は保護が適用された区分の数のみを考慮して計算されるようになります。この簡易化とは、部分的な保護が適用され、その決定を申告している国際登録の名義人は今後、更新後に保護されない区分に対する個別の手数料を支払う必要がなくなることを意味します。

その結果、更新様式MM11の項目4およびe-Renewal内の該当オプションは必要なくなるため、削除されます。項目4は、商標の部分的保護のみを適用した締約国官庁における商品・役務の全ての国際登録の更新に関する指示をするために使用されてきました。新しいMM11様式は、2020年2月1日よりダウンロードが可能になります。

区分ごとに個別の手数料を申告してきた指定の締約国官庁は、今後の声明で保護されている商品・役務の変更に関して報告し、該当の締約国における次回の更新手数料はその声明内容に沿って計算されます。

国際登録をオンラインで更新する

昨年、WIPOでは改良された新しいマドリッド制度e-Renewalサービスの提供を開始しました。WIPOアカウントからのみアクセス可能なこの改良されたサービスでは、国際登録の更新の明確性と即時追跡性の向上などを通じて、より使いやすい100%オンラインのサービスを提供しています。

主な機能

  • WIPOアカウントのログイン:オンラインで更新し、改良された追跡機能を使用します。
  • 現代的でダイナミックな新しい外観と操作性:より使いやく直感的なユーザーインターフェース。
  • 間違えを減らすために明確性を向上:締約国や商品・役務の選択がより簡単になりました。全ての更新のシナリオを対象にしています。
  • 即時追跡機能:確認メールに記載されているWIPO独自の参照番号を使用して、Madrid Monitorで更新状況を簡単かつ素早く確認できます。
  • オンラインでの支払い クレジットカードまたはWIPOの予納口座で更新手数料の支払いが可能です。

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