WIPOはINTA 2023年年次総会に参加します

2023年5月2日

WIPOは、全世界から商標・知的財産の専門家が集まる「国際商標協会 (INTA) 年次総会 LIVE+」に参加します。第145回年次総会は、2023年5月16日~20日にかけ、シンガポールのサンズ エキスポ & コンベンションセンターで開催されます。

WIPOの上級職員が、ビジネスイノベーションに関する知見や、知的財産・国際商標保護に関する将来の動向について発表します。また、WIPOブースにおけるライブ・デモでは、マドリッド制度の最新のデジタル機能やWIPOのその他のIPサービスを初公開します。

Photograph of central business district in Singapore City
(写真: Getty images/TommL)

日時: 5月17日 (水) (9:00~11:00 シンガポール時間)

日時: 5月17日 (水) (9:00~11:00 シンガポール時間)

ダレン・タン (Daren Tang) WIPO事務局長がIP and Innovation: Future of IP in Asia (知的財産とイノベーション: アジアにおける知財の未来)と題したパネルディスカッションのモデレーターを務めます。アジア各国の知財庁の代表や上級職員が、地域における知財の諸課題や、これらの課題に対する各庁の取り組みについてディスカッションします。

マドリッド制度ユーザーミーティング

日時: 5月17日 (水) (9:00~11:00)

会場: ハイビスカスジュニアルーム 3階

WIPOの専門家やマドリッド制度ユーザーと交流できる絶好の機会です。

ハイライト:

  • マドリッド制度に関する最新の動向・情報 (David Muls、マドリッド登録部 シニア・ディレクター)
  • マドリッド制度のオンラインエクスペリエンスの未来 (Benoît Apercé、マドリッド情報・促進部 コミュニケーション・情報マネージャー)
  • マドリッド制度ユーザーグループのメンバーが新しいeMadridポータルのプロトタイプのテスト・設計段階における経験をシェア (グループディスカッションのモデレーター: Christine Repond、ネスレ社 ブランド・知財サービス主任)
  • マドリッド制度の更なる活用・改善に向けたオープンディスカッション (モデレーター: Denis Croze、マドリッド情報・促進部 ディレクター)


プログラムをダウンロード PDF, Program

ダレン・タンWIPO事務局長による基調講演

日時: 5月17日 (水) (16:30~18:00)

INTA 2023年年次総会の開会式において、ダレン・タンWIPO事務局長が基調講演を行います。

WIPOブースにお越しください

「Innovation Marketplace」のWIPOブース (no. F02) では、マドリッド制度やハーグ制度だけでなく、WIPOのその他のサービスについてのあらゆる質問にWIPOの専門家がお答えします。

どうぞお見逃しなく! 「竹」からインスピレーションを得た螺旋状の斬新なデザインを施した今年のWIPOブースでは、心に残るようなインタラクティブな構成で、INTAにご参加の皆様をお迎えします。

展示期間は、5月17日の10:00~20:00、5月18日~19日の10:00~16:00です。

ライブのデモセッション

INTA 2023年年次総会では、WIPOブースにおいてライブのデモセッションが復活します。

セッションに参加登録することで、新しいeMadridポータルのプロトタイプの発表をご覧いただけます。マドリッド制度・ハーグ制度を使って国際商標や国際意匠登録の出願・管理を行うためのオンラインサービスの未来を覗いてみてください。

  • 10:30~11:00

    ハーグ制度のオンラインサービス・ツールの紹介

    国際意匠登録出願の準備に利用できる様々なオンラインサービスやリソース、ツールを紹介します。

  • 11:30~12:00

    eHagueによる出願

    図面の準備から国際意匠の登録証の受領まで、eHagueを通じた国際意匠出願手続の各ステージの進め方を学びます。

  • 14:30~15:00

    eMadridによるマドリッド制度のオンラインサービスの紹介

    国際商標登録の各ステージで役立つオンラインツールやリソースについて概説します。

  • 15:30~16:00

    「WIPO Global Brand Database」の検索

    多数の国内・国際データベースにおけるブランド情報の閲覧方法を学ぶとともに、ターゲット市場でどのような商標が保護されているかを調べます。

  • 10:30~11:00

    eMadridで商標の保護ステータスを監視・確認する

    マドリッド制度で登録されている商標の監視方法を学ぶとともに、保護ステータスの確認を含む「Madrid Monitor」の機能・メリットを最大限活用する方法を学びます。

  • 11:30~12:00

    ハーグ制度のサービスにおける多要素認証の概要

    ハーグ制度のオンラインサービスで多要素認証が導入されます! この新機能が、サービス利用の安全性向上にどのように役立つかについて学びます。

  • 14:30~15:00

    未来のeMadridポータルのプロトタイプをテストする

    未来のeMadridポータルのプロトタイプを操作して国際商標の出願や登録ポートフォリオの管理をお試しいただくとともに、新たな機能・メリットを発見してください。

  • 15:30~16:00

    ハーグ制度の新セルフサービス機能のプレビュー

    国際意匠登録のライフサイクル全体を通じて皆様をサポートする新セルフサービス機能やオンラインリソースをご覧ください。

  • 10:30~11:00

    eHagueによる国際意匠登録の管理

    国際意匠登録を管理する様々な方法をお試しいただくとともに、eHagueのセルフサービス管理機能を活用する方法をご覧ください。

  • 11:30~12:00

    未来のeMadridポータルのプロトタイプをテストする

    未来のeMadridポータルのプロトタイプを操作して国際商標の出願や登録ポートフォリオの管理をお試しいただくとともに、新たな機能・メリットを発見してください。

  • 14:30~15:00

    eHagueによる国際意匠出願

    図面の準備から国際意匠の登録証の受領まで、eHagueを通じた国際意匠出願手続の各ステージの進め方を学びます。

  • 15:30~16:00

    「WIPO Global Brand Database」の検索

    多数の国内・国際データベースにおけるブランド情報の閲覧方法を学ぶとともに、ターゲット市場でどのような商標が保護されているかを調べます。

参加登録

テーブルトピックセッション

知財専門家と小グループで集まって、知財の紛争解決についてのディスカッションにご参加いただけます。サンズ エキスポ & コンベンションセンター (Sands Expo and Convention Center) 1階の展示ホールA~Bにおいて、昼食をとりながらネットワーキングできるこの機会をお見逃しなく。

TTTUE17: ドメイン名のエンフォースメントと法理論に関する最新情報

Brian Beckham、WIPO仲裁調停センター インターネット紛争解決部長
5月16日 (火) (12:00~14:00)

TTWED46: WIPOの仲裁・調停が裁判外商標紛争解決にどのように役立つか

Erik Wilbers、WIPO仲裁調停センター シニア・ディレクター
5月17日 (水) (12:00~14: 00)

INTAウェブサイトから各イベントに参加登録

シンガポールでお会いしましょう!

WIPO一同、今年のINTA年次総会への参加を楽しみにしています。5月にWIPOブースで皆様をお待ちしております。