知財エンフォースメントに関するGCC諸国の執行機関職員向けの域内ワークショップ
2023年11月17日
世界知的所有権機関 (WIPO) とサウジアラビア知的財産機関 (SAIP) は、2023年10月2日と3日の両日、サウジアラビアのリヤドにおいて、湾岸協力理事会 (GCC) 諸国の法執行機関職員を対象に、知財エンフォースメントに関する域内地域 (サブリージョナル) ワークショップを共催しました。本イベントは、日本国特許庁 (JPO) からの資金援助を受けて開催されました。
本イベントの目的は、フィジカル市場とデジタル市場における商標の偽造・不正使用および著作権侵害に対処するための効果的な連携に向けて、国内および地域的な戦略について経験を共有するとともに、ECプラットフォームによる自主的な取組に光を当て、知的財産権侵害撲滅のための官民協力を奨励し、GCC諸国の法執行機関職員による知財エンフォースメントに関するスキルを向上させ、知識レベルを高めることでした。
本イベントには、バーレーン、クウェート、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦から14名、開催国サウジアラビアの政府機関や民間団体から56名の計70名が参加しました。
本ワークショップの開会式では、ダレン・タンWIPO事務局長、SAIPのCEOであるAbdulaziz Alswailem博士、濱野幸一特許庁長官が開会の挨拶を述べました。
イベントの内容
本イベントでは、GCC諸国の政府職員および法執行機関の職員のニーズに応えるべく、以下のトピックが取り上げられました。
- 知財エンフォースメントへのグローバルなアプローチ - 知財意識促進
- 商標の偽造・不正使用および著作権侵害
- オンラインの知的財産権侵害の性質
- オンラインの知財犯罪を含む知財犯罪の捜査および起訴
- オンラインプラットフォームの模倣品・海賊版撲滅に向けた戦略・ツール
- カントリーレポート – GCC諸国における知財エンフォースメントの課題と経験
- 水際取締り
- 知的財産権侵害品の廃棄
- 模倣品・海賊版撲滅における権利者の役割
- 戦略的イニシアティブと協力 - 官官連携、官民連携
- WIPO ALERTなどのイニシアティブ