WIPO GREEN:アカデミアからのパートナー参加が進展

2021年9月27日

2021年9月22日、国立大学法人東京大学がWIPO GREENパートナーに参加しました。また、同月には、国立大学法人東北大学がWIPO GREENパートナーに参加しています。これで、日本のWIPO GREENパートナーは33機関となり、日本の大学は6機関となりました。昨年11月以降、アカデミアからのパートナー参加が進展しています。

WIPO GREENは、WIPOが運営する環境技術の活用を促進するための国際的なプラットフォームであり、低炭素な未来への移行を支援する環境に優しいテクノロジーの採用と利用の拡大を目的として、2013年に設立されました。

WIPO GREENは、環境技術のイノベーターと、環境技術を探している人達と、環境に優しい技術を支援する公的および私的団体と、グリーンイノベーションやその他関係分野の専門家とを繋げるものであり、サービスの柱であるデータベース には12万件以上の環境技術が登録され、1,900以上のユーザーに利用されています。

WIPO GREENにはこれまで、政府機関、業界団体、企業、大学など120を超えるパートナー が参加していますが、昨年11月の東海国立大学機構(岐阜大学・名古屋大学)の参加表明以降、本年4月に山形大学、そして、本年9月に東北大学、東京大学が相次いで参加し、既に参加していた明治大学高分子科学研究所、早稲田大学環境総合研究センターと合わせ、日本の大学からの参加が6機関となり、アカデミアからのWIPO GREENの参加が進展しています。

東京大学執行役・副学長、産学協創推進本部本部長の渡部俊也教授は、東京大学のWIPO GREENパートナー参加にあたり、「東京大学は、このWIPO GREEN施策を、知財IR (Investor Relations)やESGの文脈から活用できればと考えています。企業との連携も視野に入れ、本学が有する多様な環境技術を登録することで、人類や地球の未来に貢献する協働事業につながることを期待しています。」とWIPO GREEN参加の意義を述べています。

WIPO GREEN施策は、環境保全技術の普及に加え、技術、ニーズ、そして専門家のデータベースを提供することで有機的にオープン・イノベーションを促す点が特徴であり、産学の技術連携にも資するものです。

WIPOでは、引き続き日本からのアカデミアを含む多くのパートナー参加を歓迎するとともに、WIPO GREENの活動を積極的に支援し、環境技術のイノベーション促進と、環境問題解決を通じたSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献して参ります。