WIPO日本事務所 (WJO) は、FIT/日本知的財産グローバルファンド (Funds-In-Trust Japan Industrial Property Global) の支援を受け、日本の大学・大学院に在学中の外国人留学生を対象に、知的財産(IP)分野の短期フェローシップ・プログラムを実施しました。
本プログラムには、インドネシア、ケニア、サモア、ザンビア、シリア、ナイジェリア、ネパールの7か国から計8名の留学生が参加しました。参加者は、志賀国際特許事務所および創英国際特許法律事務所において、それぞれ4名ずつのグループに分かれ、5日間の知財研修プログラムに臨みました。
WIPOおよび受入先の特許事務所では、研修生一人ひとりの研究分野や関心を考慮し、知財の基礎から実務的な内容までを網羅するカスタマイズ型のプログラムを実施し、専門家による講義や特許調査の実習、実務事例の分析、日本国特許庁の訪問など、多面的な学習機会が提供されました。最終日には、研修生が自国の知財制度や成功事例について発表を行い、プログラムを通じて学んだ知識と経験を共有しました。
参加者はいずれも高い意欲を持って研修に臨み、「日本と自国の知財分野の架け橋になりたい」「自国の経済発展に知財を活かしたい」といった声が多く寄せられました。プログラム終了後のアンケートでも「実践的で学びが多く、とても充実した内容だった」「専門家や他国の留学生とのネットワーキングが非常に有意義だった」など、高い満足度が示されました。