パネルディスカッション「UN Internクロストーク~国連機関でのキャリア構築に向けて~」

6月5日(木)、WIPO日本事務所は国連大学との共催のもと、オンラインイベント「UN Internクロストーク~国連機関でのキャリア構築に向けて~」を開催しました。国連機関の日本事務所や国際機関で働く現役インターン5名をパネリストに迎えた本イベントでは、80名を超える学生・若手社会人を中心とした視聴者の方々に向け、インターン業務の実態や将来のキャリアパスなどが語られました。

登壇者は、世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所、国連大学(UNU)、国連人口基金(UNFPA)駐日事務所、国連児童基金(UNICEF)東京事務所、経済協力開発機構(OECD)で現在インターンとして勤務中の5名。それぞれの機関の紹介やインターン制度、日々の業務内容、キャリア展望などが紹介されました。

後半のQ&Aセッションでは、「国際機関に応募するには?」「キャリアの選び方は?」といった具体的な質問が多く寄せられ、活発なやりとりが行われました。

参加者アンケートでは、多くの方から高い評価をいただき、以下のような好意的なコメントが寄せられました。

  • 「国際機関を目指す者にとって非常に勉強になりました。今後もぜひ開催してほしいです」(20代・大学生)
  • 「キャリアに悩んでいたので、登壇者のお話がとても参考になりました」(20代・大学院生)
  • 「皆さんの経験を聞いて刺激を受け、自分も挑戦したいと思いました」(20代・社会人

国連大学でのネットワーキングイベントも開催

また、6月2日(月)には、国連大学を会場に、国連機関の日本事務所に所属経験のある現旧インターン生22名を対象としたネットワーキングイベントが実施されました。参加者は世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、国連人口基金(UNFPA)駐日事務所、国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所、国際農業開発基金(IFAD)日本連絡事務所、国連児童基金(UNICEF)東京事務所、国際移住機関(国連IOM)駐日事務所、国連大学(UNU)など、様々な機関から集まりました。 

グループディスカッションでは、参加者がインターン経験をもとに、さまざまな視点から意見を交わしました。第1ラウンドでは「インターン中に驚いたこと」や「各機関ならではの文化」、第2ラウンドでは「将来のキャリアに対する関心や不安」をテーマに、職場の雰囲気や働き方の違いにも触れながら活発な議論が行われました。

最後のフリーネットワーキングでは、グループを越えて自由に交流する時間が設けられ、初対面の参加者同士でも積極的に会話が広がるなど、終始和やかな雰囲気の中で交流が深まりました。イベントを通じて、参加者それぞれが多様な経験を共有し、今後のキャリアを考える上でのヒントやつながりを得る貴重な機会となりました。

今後も、WIPO日本事務所では、国連の専門機関の一員として、国連機関でのインターンシップやキャリアをより身近に感じていただけるような取り組みを続けてまいります。


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