eMadrid – 代理人の管理: 機能強化
2024年11月14日
ユーザーエクスペリエンス向上とセキュリティ強化に向けた継続的な取り組みの一環として、eMadridで利用可能な「Manage Representative」(代理人の管理) 機能がアップデートされます。
これらの機能強化により、国際商標登録ポートフォリオ全体を一元管理可能な、完全に統合されたデジタルプラットフォームの構築に向けてさらにステップアップしていきます。
新たな機能
1. セキュリティ向上
国際商標登録のセキュリティを最大化するため、メールでの確認による追加承認を導入しました。
重要: 希望する手続の内容に応じて、権利者または代理人のメールアドレスが登録されていなければなりません。
- 代理人の選任/変更、および代理人の取消 (権利者によるもの) には、権利者による承認 (署名) が必要です。
- 代理人の名前/連絡先の変更、および代理人の取消 (代理人によるもの) には、代理人による承認 (署名) が必要です。
登録されているメールアドレスを用いてサービスにアクセスしてない場合 (つまり、WIPOアカウントのメールアドレスが、登録されている国際商標登録メールアドレスと異なる場合)、承認 (署名) 依頼をそのメールアドレスに送信します。署名された承認書が14日以内に返信されない場合、依頼を取消します。
国際商標登録のメールアドレスの確認方法
- eMadridの「Monitor your registration」 (国際登録のモニタリング) に進みます。
- 「Advanced search」 (詳細検索) を選択し、権利者（または代理人）の名前を入力します。
- 左側のフィルターで「Email address status」 (メールアドレスのステータス) をクリックします。
- 見出し (例えば、「Holder email address missing」 (権利者メールアドレス未提供)) で検索結果を絞り込むと、権利者 (または代理人) のメールアドレスが提供されていない国際商標登録がすべて一覧表示されます。
未提供の場合を含むメールアドレスの管理の詳細についてはこちらをご覧ください。
ヒント: メールアドレスを最新の状態に維持してください。最高のユーザーエクスペリエンスを実現するため、当面は次の両方で同じメールアドレスを使用することを推奨します。
- eMadridで手続を行う際に使用するWIPOユーザアカウント
- すべての国際商標登録
2. ポートフォリオ管理を強化するための新機能
効率アップのため、権利者 (または代理人) の登録されている同じメールアドレスを使用している国際商標登録をすべて表示できるようになります。この機能によって、国際商標登録の変更を最大500件まで同時にすばやく簡単に依頼できます。
これらの変更はいつ導入されますか?
2024年11月20日水曜日10:00 (ジュネーブ時間) のリリースを目標にしています。ご期待ください。
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