マドリッド制度活用のヒントとコツ
グローバルな商標保護について戦略的に考えていますか?WIPOの早見表5点セットでは、本国官庁およびターゲット市場の選定やデジタルツールの活用から、登録の管理や期限内の更新まで、マドリッド制度における一連のプロセスの各ステージで重要となる判断事項を分かりやすく解説します。商標保護戦略の全体像を把握するために、ぜひダウンロードするか、内容をご覧ください。
本国官庁を戦略的に選定する

WIPOのマドリッド制度を利用して国際商標出願を行うには、以下の2つの要件を満たす必要があります。
- マドリッド制度のいずれかの締約国との関係に基づく出願資格 (当該締約国の国民であるか、住所又は現実かつ真正の工業上若しくは商業上の営業所を有すること)
- 当該締約国の知財庁における商標出願又は登録 (「基礎商標」)
複数の締約国について出願資格を有する場合 (例えば、ある国の国民であり、別の国に住所を有する場合) 、いずれの締約国の知財庁を本国官庁とするか (国際商標出願の提出先) を選択することができます。この選択は、手続の時期、費用および柔軟性に影響する場合があります。
商標の保護を受ける市場を選定する

新たな海外市場に商標の保護を拡張するには、戦略的な計画が必要となります。
マドリッド制度の各締約国には、それぞれ独自の保護要件があります。国際商標出願を行う前にこれらの要件を調べておくことで、保護を受けられる可能性を高めることができます。
注: 一度にすべての市場で保護を求める必要はありません。マドリッド制度では、事業の成長に合わせて、事後的に保護を拡張することができます。
マドリッド制度のデジタルツールを有効活用する

WIPOのマドリッド制度を利用した国際的な商標保護は、戦略的な意思決定から始まります。 WIPOのデジタルツールを使って、以下のようなことができます。
- ターゲット市場で商標が利用可能かどうか確認する
- 現地の商標実務や手続に関する情報を収集する
- 国際的な商標保護に必要な費用を見積る
- 商品・役務リストを作成・翻訳する
これらのツールはすべて、マドリッド制度のオンラインゲートウェイであるeMadridで利用できます。eMadridには、グローバルな商標保護に向けた一連のプロセスを支援するために必要なものが一か所に集約されています。
国際商標登録を管理する

マドリッド制度は、1つの出願により130超の海外市場で商標を保護する仕組みとして広く知られています。
でも、それだけではありません。保護の管理も、同様に効率的です。
eMadridでは、保護の更新、保護の地理的範囲の拡張、名義変更などの各手続を、指定したすべての海外市場について、それぞれ1つの申請で行うことができます。
国際商標登録を更新する

複数の市場で商標保護を更新するということは、複数の期限を管理することを意味します。 でも、WIPOのマドリッド制度では、管理しなければならない期限は1つだけです。 1つの国際商標登録=指定したすべての市場で更新日は1つ、ということです。
仕組みは次のとおりです。
- 10年ごとに更新します。
- 存続期間満了前の6か月の間に手続を行うか、満了後6か月の猶予期間内に手続を行います (この場合、割増手数料がかかります) 。
- 1つの申請で、指定したすべての市場について更新できます。
- eMadridでリマインダを自動的に受け取れます。
早見表全5点をダウンロード [ZIP]
