「世界知的財産の日」キャンペーンに向けた動画制作

動画やその他のオーディオ・ビジュアル資料の活用は、以下の目的の達成に効果的な方法です。
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  • 「世界知的財産の日」キャンペーンを盛り上げる。
  • キャンペーンのテーマである「知財とSDGs―イノベーションと創造力で築く地球の未来」についての考察をターゲットオーディエンスに促す。
  • キャンペーンの情報を拡散する
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その他のガイドライン

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画像: WIPO

動画は貴重なコミュニケーションツールの1つです

適切に使用した場合、次の目的を果たす有用な手段となります。
  • 支援の声を集める (特に、本キャンペーンのオピニオンリーダーや著名人の声)。
  • 知的財産は、世界各地の発明者、クリエイター、起業家が経済的価値を創造して目標を達成し、より持続可能な未来を築くための強力なツールであることを示す。
  • 地元の発明者、クリエイター、起業家、プロジェクト、イニシアチブが、より持続可能な未来への移行を支援するために、知的財産に裏付けられたイノベーションと創造力を駆使して、新しい、より良い解決策をいかにして見出しているかを紹介する。
  • 世界中の若者の多くがSNSに投稿するための高い動画制作能力があることに鑑み、慣れ親しんだメディアを活用させる。

実践アドバイス

魅力的な動画の制作は、比較的簡単な作業である上、費用もそれほどかかりません。しかし、効果的な動画を制作するには、視聴者の心に訴える方法で撮影する必要があります。そこで、動画制作のためのアドバイスをいくつかご紹介します。

  • 動画を投稿するプラットフォームに適したスタイルで撮影する。たとえば、SNSのプラットフォームにより、アスペクト比が横長 (16:9) や縦長になることを考慮する。
  • 手ブレのない動画を撮影する。
  • 不要なズームやパン撮影は避ける。
  • 適切な照明を心がける。
  • インタビューの流れを事前に計画する。
  • 音声の品質にも気を配る。
以下のテンプレートは、「世界知的財産の日」キャンペーンと関連するテーマで動画クリップを制作する際にお役立てください。

テンプレート

最初の1分間: 発明者、クリエイター、起業家の活動、プロジェクト、イニシアチブとその影響に焦点を当てる

起業家
  1. 発明者/起業家による自己紹介: 「私の名前は…」
  2. 発明者/起業家による以下のトピックについての説明:
    • 自分たちのイノベーション/事業の内容、対応しているニーズ/課題、ターゲットとしている市場
    • 創出しているインパクト/利益
    • アイデアや希望を現実化するにあたって知的財産権が果たした役割
クリエイター
  1. クリエイターによる自己紹介: 「私の名前は…」
  2. クリエイターによる以下のトピックについての説明:
    • クリエイティブ活動の内容
    • 影響を受けているもの、インスピレーションの源
    • ビジネスに知的財産権が不可欠な理由 (例:知的財産制度により価値の創造、収入源の確保、雇用の創出、地域・国家経済への貢献が可能になる)

次の1分間: 知的財産に関するコメント及び世界知的財産の日に向けた支持表明/メッセージ

インタビュー相手からの次のトピックについてのコメント
  • 発明者、クリエイター、起業家が知財意識を高めるべき理由
  • 発明者、クリエイター、起業家が目標を達成し、収入を得て、投資家を惹きつけ、雇用を創出し、地域社会や国の発展に貢献するために、知的財産が果たす役割など
  • 世界知的財産の日を祝うべき理由、知的財産とその利点について認識を高めることが重要な理由

注記:

  1. 動画は2分以内でまとめてください。
  2. 可能であれば、発明者、クリエイター、起業家の仕事場や自宅、あるいは仕事に関連のある場所で撮影しましょう。
  3. 可能であれば、動画クリップには発明者やクリエイターの仕事中の様子や、起業家がビジネスの運営を行う様子を含むようにしましょう。
  4. 字幕を付けるとよいでしょう。