マドリッド制度の活用事例 (ハイライト): MILAN - 学用品ブランドの「消せない」物語

2022/08/31

マドリッド制度が企業の国際登録のポートフォリオ管理をどのようにサポートしているかに注目した活用事例をもう1つお届けします。本稿では、スペインの著名な文具ブランド、MILANの事例をご紹介します。

電卓、鉛筆、ハサミ、消しゴムなど、MILANのさまざまな学用品 (SUNSETシリーズより)
(Photo: MILAN)

MILANが誕生したのは1918年、Marcó家とMilán家が協力して文房具―特に消しゴム―の製造・販売を行うようになってからです。その後、さらなる事業拡大と輸出を目指して、Marcó家がMILANの商標を買い取りました。

主に消しゴムや学用品の成功のおかげで、同社はスペインでは何十年もの間にわたり広く知られていましたが、1950年代に海外展開を開始し、今では120ヶ国以上へ輸出を行っています。毎年、2トン以上の消しゴムを製造し、うち75%が輸出されています。

同社のような、輸出を中心とする家族経営の中規模企業にとって、商標の国際登録の拡張・管理を可能にする一元的な商標制度の利用は不可欠です。同社は1982年以来、ずっとマドリッド制度を利用してきました。このことは、本制度が何十年もの長きにわたり提供し続けてきた信頼性と確実性の証左に他なりません。

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マドリッド制度の活用事例の募集

マドリッド制度を現在利用している会社の経営者や代表でいらっしゃいますか? マドリッド制度を活用することで国際的な商標保護を実現した事例を紹介するために、皆様から事例を募集しています。ご紹介させていただける場合、Contact Madridからお知らせください。「My request concerns (ご要望)」欄で「Something else (その他)」をお選びいただき、貴社についてお知らせください。

近日公開予定

WIPOでは、イノベーションを創出する企業の最新事例を幅広い業種にわたり今年もさらにご紹介していく予定です。グローバルな事業展開を進める上でのマドリッド制度の活用方法や、海外市場での商標の保護取得がどのようにして認知度や国際競争力の向上につながるのかなど、マドリッド制度の活用に役立つ情報を提供しますので、ぜひご覧ください。

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