マドリッド制度の活用事例 - Podoactiva: 知的財産と共に歩む
2022/07/22
今回も、マドリッド制度が企業の国際登録のポートフォリオ管理にどのように寄与しているかに注目した際立った事例をお届けします。本稿では、スペイン企業、Podoactiva S.L.社の事例を取り上げます。
Podoactiva社は、1994年にウエスカ (スペイン) で足専門の小さな治療院としてスタートしました。20年の年月を経て、今では世界8か国に診療所を持ち、従業員を300人を超える規模まで成長しています。
イノベーションを重視する同社は、3Dテンプレート編集ソフトウェアを作成し、カスタマイズされたテンプレート用の自動製造・組立ラインを構築しており、1つのテンプレートで最大6,000通りの組み合わせを管理することが可能です。

Podoactiva社は、国外に進出しており、かつイノベーションを重視しているため、製品やサービスをスペイン以外でも登録する必要性を感じています。同社がマドリッド制度を通じて、いかにして1つの手続で主にスペイン語のみを使用しながら、異なる市場にわたり保護を申請できたか、ご覧ください。
マドリッド制度の活用事例の募集
マドリッド制度を利用している会社の経営者や代表でいらっしゃいますか? マドリッド制度を活用することで国際的な商標保護を実現した事例を紹介するために、皆様から事例を募集しています。ご紹介させていただける場合、Contact Madridからお知らせください。「My request concerns (ご要望)」欄のドロップダウンメニューで「Something else (その他)」をクリックしていただき、貴社についてお知らせください。
近日公開予定
年間を通じて、様々な分野のイノベーティブな企業をご紹介していきます。これらの事例は、グローバル展開を進めるにあたり、企業がいかにしてマドリッド制度を最大限に活用することができ、他国で商標を保護することが、市場での認知度を高め世界での競争力を強化するのにどれだけ役立っているのかを示しています。次回の記事もお見逃しなく!