マドリッド制度の活用事例 - 花王グループ: 日用品と化粧品により持続可能で豊かなライフスタイルをめざす

2022/05/12

今回も、マドリッド制度が企業の国際的な商標保護の拡大をどのようにサポートしているかを示す活用事例をお届けします。本稿では、日用品・ビューティケア製品メーカー、花王グループの事例を取り上げます。

花王株式会社は、1887年に日本で創業され、後に1940年に花王グループとして設立されました。非常に長い歴史を持つ同社は、洗剤、化粧品、サニタリー製品などといった複数の事業分野において製品を開発しています。

花王は、製品を通じて、外見だけでなく内面も含めた「きれい」を消費者に届けることをめざしています。現在、100を超える国・地域において事業を展開しており、そのブランドやロゴを国際的に拡大し、それぞれの市場に適応させています。

Kao Corporation logo
(写真: 花王株式会社:)

花王は、非常に多様な商品と分類からなるポートフォリオを有しているため、商標権をシームレスに一元管理するためのシステムを必要としていました。花王のような拡大を目指している企業にとって重要なことは、マドリッド制度に加盟している国・地域が増加を続けているため、マドリッド制度を活用することで新しい市場に容易にアクセスすることができることです。

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マドリッド制度の活用事例の募集

マドリッド制度を現在利用している会社の経営者や代表でいらっしゃいますか? マドリッド制度を活用することで国際的な商標保護を実現した事例を紹介するために、皆様から事例を募集しています。ご紹介させていただける場合、Contact Madridからお知らせください。「My request concerns (ご要望)」欄で「Something else (その他)」をお選びいただき、貴社についてお知らせください。

近日公開予定

WIPOでは、イノベーションを創出する企業の最新事例を幅広い業種にわたり今年もさらにご紹介していく予定です。グローバルな事業展開を進める上でのマドリッド制度の活用方法や、海外市場での商標の保護取得がどのようにして認知度や国際競争力の向上につながるのかなど、マドリッド制度の活用に役立つ情報を提供しますので、ぜひご覧ください。

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