eMadridのご紹介 – マドリッド制度の全オンラインサービスにつながる新たなゲートウェイ
2022/04/26
WIPOはこのほど、新たなオンラインゲートウェイ、「eMadrid」を立ち上げました。eMadridを通じて、国際商標登録の管理に必要なマドリッド制度下の全てのオンラインサービスとツールに、安全に且つセルフサービス方式で、まとめてアクセスいただけます。新しいeMadridゲートウェイは、WIPO IP Portalの「MENU」からアクセスいただけます。「Trademarks (商標) 」 → 「File & Manage (出願・管理) 」を選択してください。

注: eMadridゲートウェイは新しいサービスですが、国際商標のポートフォリオ管理に既にご利用いただいている実際のサービスの機能自体に変更はありません。今般のeMadridゲートウェイの提供開始は、今後予定されている一連のユーザーエクスペリエンス改善策の第1弾を飾るものです。
eMadridの主なメリット
- WIPO Accountを使って1回ログインするだけで、全てのサービスやインタラクティブ・ツールにアクセスすることができます。
- 国際商標ポートフォリオを安全に且つセルフサービス方式で簡単に管理できます。
- 各種申請・請求のステータスをオンラインでリアルタイムに確認できます。
- 「HELP」リソースやオンラインの連絡手段を通じて、必要なときにいつでもサポートを受けることができます。
WIPO Accountをお持ちでない場合:WIPO Accountは簡単に作成いただけます。
各種サポートツールおよびリソース
さらに、国際商標登録の出願・管理に必要な各種サポートツールやリソースを全てグループ分けしてまとめました。マドリッド制度の各締約国の法制度の確認や手数料計算、商品・役務リストの作成などに必要な情報は、全て「eMadrid Reference (参考資料) 」ページでいつでもご利用いただけます。WIPO IP Portalの「MENU」から、「Trademarks (商標) 」 → 「File & Manage (出願・管理) 」を選択してください。
今後の予定
eMadridでは、今後さらに新しいオンラインサービスを追加していく予定です。例えば、以下のような手続きが可能になります。
- 国際登録で指定したマドリッド締約国について、商品・役務の一部または全部を抹消する (取消) 。
- 国際登録簿における誤り (誤記または事実関係の誤り) の訂正を請求する。
ご意見・ご質問はこちら
皆様のオンライン・エクスペリエンスの向上のために、eMadridに関するご意見・ご感想をお待ちしています。こちらからご連絡ください!
eMadrid – 商標のライフサイクルを通じて皆様をサポートします。.