国際登録出願の確認・監視方法:指定締約国官庁による審査結果

指定締約国の官庁は、定められた期限内(指定締約国官庁にWIPOが通報してから12ヶ月、または該当する国では18ヶ月以内)に商標に対して保護を認めるか拒絶するかを決定します。この決定は名義人等に通知され、またMadrid Monitorからも内容を確認することができます。

いくつかの官庁では、審査の途中経過について名義人に通知する場合があります(例えば、審査は終了したが、異議申立のために公告される場合など)。このような「中間ステータス」の通報は、情報提供のためだけに通知されるもので、官庁はこの後に正式な決定内容を通知します。

  • 「中間ステータス(Interim Status)」通知のサンプル PDF, Sample Statement of “Interim Status”

詳細については、マドリッド協定及びマドリッド協定議定書に基づく標章の国際登録に関するガイド、パラグラフB.II.24.01 から24.06をご参照ください PDF, Madrid Guide

審査の結果

指定締約国官庁による審査結果は下記3種類のみです。

1. 12ヶ月または18ヶ月以内に何の通知も送られてこない場合、保護が認めらたことを意味します(黙示の同意)(便りのないのは良い便りとも言います)。

  • WIPOが提供するステータス確認のためのデータベース(Madrid Monitor)に下記の文言が記載されます。「The refusal period has expired and no notification of provisional refusal has been recorded (application of Rule 5 preserved)(暫定拒絶通報の期間は終了しており、暫定拒絶通報の記録はなされていません。(第 5規則の適用は維持されています。))」

2. 保護認容声明の受領

  • 官庁が拒絶の理由を発見しない場合、保護認容声明を発行します。この通知は、各国(広域)の官庁によって発行される各国の登録の通知に相当します。
    • 保護認容声明(Statement of Grant of Protection)のサンプル PDF, Sample Statement of Grant of Protection
  • キューバまたは日本を指定した場合、この際に第2段階目の個別手数料(二段階納付)の支払いの請求書が送られてきます。
    • 第2段階目の個別手数料(二段階納付)の請求書(Request for Second Part of Fee)のサンプル PDF, Sample Request for Second Part of Fee

3. 暫定拒絶通報の受領

  • もし、官庁が商標に対する保護を拒絶するに十分な理由を見つけた場合(全体的または部分的に関わらず)、WIPOに拒絶通報を通知します。WIPOは出願人(名義人)にこの拒絶通報を通知します。通報には、拒絶の理由、 今後必要な手続き(応答期限を含む)、再審査または審判の選択肢、現地代理人の要否等が記載されます。

    • 暫定拒絶通報(Notification of Provisional Refusal)のサンプル PDF, Sample Notification of Provisional Refusal
  • 暫定拒絶通報の後の手続
アドバイス!暫定拒絶通報への応答期限は、Member Profiles Databaseで確認することができます。
詳細については、マドリッド協定及びマドリッド協定議定書に基づく標章の国際登録に関するガイド、パラグラフB.II.17.01から26.06をご参照ください PDF, Madrid Guide