国際登録の出願方法:出願から登録まで

マドリッド制度は、商標の国際商標登録制度です。WIPOは、出願人の氏名及び住所、出願人適格、ニース国際分類に基づく指定商品(役務)の区分付け、商標見本、指定国情報、必要な料金が支払われているか否か、等の方式面の審査を行います。

上記の方式審査の結果、所定の要件を満たさないと判断された場合、WIPOは欠陥通報を出願人及び本国官庁に送付します。当該通知には欠陥の詳細が記載されており、所定の期間内に欠陥理由を解消する必要があります。

方式要件を満たすと判断された場合、WIPOはその内容を国際登録簿に記録するとともに、WIPO Gazette of International Marks。 を通じて公報が発行されます。また、WIPOは指定締約国に対して登録の通報を行い、名義人に対しては国際登録証を送付します。当該登録証は各国段階で発行される登録証とは異なりますので、その点はご留意ください。

国際登録の通報を受けた各指定締約国は、当該通報に基づいて実体審査を行います。当該審査については、当該指定締約国に直接出願した場合と同様の内容及び運用にて審査がなされることになります。

なお、各指定締約国における実体審査の判断については、それぞれの国の法令の適用及び制度運用に委ねられております。

各指定締約国の官庁は、12月又は18月以内に保護認容声明又は暫定拒絶通報を通報することになっています。当該通報については、出願人に送付されますが、Madrid Monitorからも内容を確認することができます。

国際出願から国際登録までの流れについては、マドリッド制度に基づく標章の登録制度に関するガイドのB.II.11.01 to 31.01にも詳細な情報が掲載されておりますので、ご参照ください。