マドリッド制度の利用の流れ

国際商標登録の手続フロー

Stage 1 – 各国官庁を通じた出願(本国官庁)

国際商標登録出願をするにあたって、まず本国官庁へ商標登録又は商標登録出願をする必要があります。

いわゆる基礎商標というもので、本国官庁において商標登録がなされていること、又は、出願がなされていることが要件となります。国際登録出願については、当該基礎商標がある本国官庁を通じてWIPOに出願することになります。

Stage 2 – WIPOにおける方式審査

WIPOでは国際登録出願に関する方式審査のみを行います。方式審査の後、国際登録商標の内容が国際登録簿に記録され、公報が発行されます (WIPO Gazette of International Marks)。 WIPOは、名義人(出願人)に対して国際商標登録証を通知し、指定国官庁に対しては登録の通報を行います。

この段階では国際登録の保護範囲が確定しているわけではなく、下記のStage 3においてなされる各国の実体審査において最終的に決定されることになります。

Stage 3 – 各国官庁における実体審査 (指定国官庁)

国際登録について領域指定を受けた指定国官庁は、各国の法令に従い、一定の期間(12ヶ月又は18ヶ月)内に登録の可否について判断する必要があります。WIPOは、各国でなされた判断について国際登録簿に記録を行い、名義人にその結果を通報します。

各国官庁が実体審査の結果、拒絶理由を発見した場合は、全体又は部分的な拒絶を行うことになります。各国が行う判断については、その他の官庁を拘束するものではありません。拒絶の通報を受領した名義人は、各国法令に従って、直接当該官庁にその応答を行うことが可能です。各国官庁が保護を認める旨の判断をした場合は、保護認容声明が発行されます。

国際登録の存続期間は10年です。名義人は10年毎にWIPOに直接更新の手続を行うことにより、指定国を一括に更新することが可能です。

手続情報

更なる手続情報をお知りになりたい方は、以下もご参照ください。

マドリッド制度:目的、主な特徴、利点

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ビデオ:マドリッド制度の利用方法