WIPOは、PCT制度の世界中のユーザの進化するニーズに引き続き対応するための継続的な取組の一環として、オンラインで実施する「PCTユーザ満足度調査」の2025年~2026年版をリリースしました。
隔年で実施されるPCTユーザ満足度調査は、PCT制度の質や使いやすさ、効率性についてPCTユーザが意見を提供する機会を設けるものです。収集された意見や情報は、デジタルツールやリソース、運用方法、顧客サポート全般等に関する今後の改善施策で直接役立てられます。
WIPOユーザ満足度調査: 成果重視型アプローチ
2025年~2026年の期間中、WIPOはその知的財産サービスのうち3分野を対象としてユーザ満足度調査を実施します。対象となるのは、PCT制度に加え、意匠の国際登録に関するハーグ制度及び商標の国際登録に関するマドリッド制度です。これらの調査は、WIPOが提供する知的財産 (IP) サービスの継続的な品質向上への取組の重要な要素であり、WIPOのサービス開発におけるユーザ中心アプローチを反映したものです。
調査は、WIPOのサービスを利用されたことのある方やWIPOのサービスに関してWIPOにお問い合わせをされたことのある方を対象として実施されます。WIPOに代わり、外部の調査会社BERENT (消費者行動・企業行動を専門とするフルサービスプロバイダー) がアンケート調査を実施します。
選定された調査対象者にはメールで招待状が送付されますので、率直なご回答をご提供いただけますようご協力をお願いいたします。ご回答内容は全て秘密情報として取り扱われ、サービス提供及びユーザ体験の改善の目的のためにのみ使用されます。
WIPOは、ユーザ満足度調査2025年~2026年版の実施にあたり、貴重な時間を割いて専門知識を提供してくださる全ての回答者の方々に感謝申し上げます。皆様からお寄せいただくご意見は、ユーザ重視のより強固な国際知的財産制度を構築する上で重要な役割を果たします。