WIPOグローバル・アワード2026 ― 世界の革新的・創造的なスタートアップおよび中小企業を対象に応募受付中

WIPO(世界知的所有権機関)は、WIPOグローバル・アワード2026の応募受付を開始しました。本アワードは、世界各国・あらゆる産業分野のスタートアップおよび中小企業(SMEs)を対象とした国際的な表彰制度です。

 

本アワードは、知的財産(IP)を戦略的資産として活用し、事業の成長と実社会へのインパクト創出を実現している企業を表彰するものです。第5回目となる今回は、2026年1月15日から3月31日まで応募を受け付けます。

 

2026年の表彰内容:

  • 全産業分野からの受賞(10社:スタートアップ企業5社+中小企業5社)
    健康、農業食品、環境、クリエイティブ産業、情報通信技術(ICT)などを含む

  • テーマ賞(1社)
    スポーツ分野の中小企業
    ※世界知的財産の日2026のテーマ「知財とスポーツ:Ready, Set, Innovate!」に合わせて新設
  • 特別賞
    最優秀女性起業家賞
    最優秀若手起業家賞

 

審査では、主に以下の点が評価されます。

  • ジネスケース及び知的財産ポートフォリオ
    応募企業の製品/サービスが市場にどう適合しているか、また、応募企業の知財がそれを どれだけ適切に保護しているか。

  • 知財の商業化戦略
    応募企業の成果物を地域レベル/国際レベルで商業化する際に、知的財産権をどのように 活用しているか。
  • 知的財産文化
    応募企業のチームや組織が、日々の業務で どの程度知財を重視し、活用しているか。
  • 社会をより良くするためのインパクト創出 
    応募企業の事業が、経済、社会、文化及び/又は環境の発展に対して、どのように貢献して いるか。

 

受賞者特典:

受賞企業には、以下の特典が提供されます。

  • WIPOおよび国連(UN)ネットワークを通じた国際的な認知度向上
  • 知的財産(IP)をビジネスの成長に役立てるための6か月間の個別指導(メンタリング)プログラム
  • 2日間のワークショップやその他の特別なイベントへの参加
  • ビジネスのパイオニアたちが参加する名誉あるコミュニティへの参加
  • 投資家、企業、研究機関、ビジネス支援機関等とのグローバルなネットワーキング機会
  • WIPO本部(ジュネーブ)で開催される授賞式およびネットワーキングへの参加

昨年のWIPO総会期間中には、10日間にわたり、閣僚、各国知財庁長官、国際条約交渉に関わる政府高官など1,600名以上が参加しました。

こうした国際的な可視性と支援を背景に、過去の受賞企業からは、資金調達の実現、新市場への進出、新たな特許出願、知財戦略の強化といった具体的な成果が報告されています。

 

 応募実績(参考)

2025年のコンテストには、95か国から780件以上の応募が寄せられ、前年と比べて約20%増加しました。

 

応募方法

  • 応募期間:2026年1月15日~3月31日(中央ヨーロッパ時間 23:59締切)

  • 応募対象:WIPO加盟全194か国のいずれかで登記されているスタートアップ企業および中小企業、大学発ベンチャー企業等
    ※以下の要件を満たす企業が対象となります。
    • 従業員数300名以下
    • 年間売上高1,500万米ドル以下
    • 知的財産権 (特許、商標、著作権、意匠、営業秘密等) に よって保護されている (又は保護されるプロセスにある) 革新的又は 創造的な製品又はサービスを提供していること 
    • 商業取引 (提携先、事業の売却又は投資家の確保) の実績があること 
  • 応募言語:
    国連公用語6言語(英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、中国語、ロシア語)
  • 応募費用:無料

応募する

本アワードの概要や応募要件の詳細は、WIPOグローバル・アワード2026フライヤーをご参照ください。

 

今後の主なスケジュール

  • ファイナリスト発表:2026年5月

  • 国際審査:2026年6月

  • 受賞者発表・授賞式:2026年7月
     

WIPOグローバル・アワード関連リンク

WIPOについて

世界知的所有権機関 (WIPO) は、世界中のイノベーターやクリエイターにサービスを提供し、アイデアの確実な市場投入を通じてあらゆる場所における生活の向上実現を支援する国連機関です。

WIPOは、知的財産 (IP) の国境を越えた保護と展開を目指すクリエイターやイノベーターまた起業家たちを支援するサービスを提供し、また知的財産に関する最先端の課題解決に取り組むためのフォーラムとして機能します。WIPOが発表する知的財産データと情報は世界中の意思決定者により参照されます。またそのインパクト重視のプロジェクトや技術支援を通じて、あらゆる場所のすべての人が知的財産の利益を受けられるように支援します。

詳しくはWIPO Media Relations Sectionにお問い合わせください。

  • 電話: (+41 22) 338 81 61 / 338 72 24
  • メール

Tags:
WIPO Japan Office

Share this content: