商標権者や実務家がマドリッド制度を通じて国際商標を出願し、登録を管理・モニタリングする方法を大幅に改善した新しいeMadrid (ベータ版) がリリースされてから2か月が経ちました。

好調な導入状況
約130か国のユーザが新eMadrid (ベータ版) を利用しており、大手のポートフォリオの約76%を含む、有効な国際商標登録の20%近くが現在このプラットフォームを通じて管理されています。
立ち上げ後に追加された新機能
ユーザから寄せられた貴重なフィードバックや意見に基づき、新eMadridのさまざまな機能を微調整し、強化しており、次のことができるようになりました。
- 国際商標登録の詳細ページにある「Certified documents (証明書類)」タブから証明書をダウンロードできます。
- 係属中の国際商標出願にアクセスし、ワークベンチの「Transactions (手続)」タブから欠陥通報をダウンロード (PDF形式) できます。
- 最新の手続が最初に表示されるようになり、最新の手続をすばやく確認できます。
今後の展開としては、フランス語とスペイン語のインターフェースにより、より幅広いグローバルユーザがeMadrid (ベータ版) にアクセスできるようになります。
新eMadrid (ベータ版) は、9月からデフォルト環境となります。
Madrid Portfolio Managerの段階的廃止
新eMadridに移行するにあたり、Madrid Portfolio Managerを段階的に廃止します。登録証明書と更新証明書へのアクセスはすでに無効になっています。これらの書類は、eMadrid (ベータ版) ワークベンチの 「Certified documents (証明書類)」タブでご確認いただけます。
最終的なフィードバックのお願い
新eMadrid (ベータ版) について他にフィードバックがありましたら、ぜひお聞かせください。(ベータ版) 「ヘルプ」メニュー内の「Contact us (お問い合わせ)」よりご連絡ください。