2024年のマドリッド制度ウェビナーを振り返る
2024年12月19日
マドリッド制度のウェビナープログラムでは、世界中の多くの方々と交流できる貴重な機会を提供しています。
今年は、ウェビナーを7言語で合計48回開催し、世界中から6,000人以上の方々に参加いただきました。ウェビナーでは、最も差し迫ったニーズに対応し、カスタム化された実践的な情報を提供することを目標としています。

取り上げられた主なトピック
年間を通じて、次の重要なテーマを掘り下げました。
- マドリッド制度の基本
- eMadridのオンラインツールとサービス
- 料金と支払方法
- 商品・役務の分類
- よくある間違い
- その他
また、650を超える質問に回答し、国際商標登録の出願と管理に関する明確で実用的なガイダンスを提供しました。
ご参加いただきありがとうございました。また、多くの方から貴重なご意見やポジティブなフィードバックをいただき、ありがとうございます。
2024年の人気ウェビナー
次の2つのウェビナーが圧倒的人気を集めました。
- 「eMadridの新体験」 (2月) [アーカイブ動画へアクセス] – 完全一体型のeMadridプラットフォームを目指して構成およびデザインが刷新されたeMadridのガイド付きツアーにおよそ400人の方が参加されました。
- 「商品及び役務の分類を理解する」 (5月) [アーカイブ動画へアクセス] – 商標保護において分類が果たす重要な役割について300人以上の方に詳しく説明しました。
要望の多かったトピック
- インドにおける商標の保護 (9月) [アーカイブ動画へアクセス] – ご提供いただいたフィードバックから、各国の知的財産庁における商標審査手続が引き続き関心を集めていることがわかっています。そこで、非常に人気の高いインドの市場で国際商標出願を成功させる可能性を最大限に高めることを目的とし、現地の専門家と協力して、インドにおける商標審査手続の包括的な概要と、保護が拒絶された場合の対策に関するガイダンスを提供しました。
ヒント:見逃した方のために、 過去のマドリッド制度ウェビナーの録画は、すべてオンラインでご覧いただけます。

言語の壁を越えて
2024年には、マドリッド制度に関するウェビナーを7言語で開催しました。これにより、より多くの方が母語でアクセスしてマドリッド制度を理解できるようになり、多様化する世界の各地域と知識を共有し、関わりを持つことができるようになりました。2024年の言語の内訳:
- 英語: 11回
- 中国語: 8回
- フランス語: 3回
- 日本語: 7回
- 韓国語: 9回
- ロシア語: 6回
- スペイン語: 5回
ヒント: マドリッド制度ウェビナーは、母語でマドリッド制度の専門家と交流し、質問に対する回答を得る絶好の機会です。
初心者や初めて出願する方々の支援
今年は、参加者の50%以上が、初めて出願する人や中小企業の方々を含む初心者でした。
「WIPOのマドリッド制度による国際的な商標保護: 中小企業向けガイド」と「国際商標出願の手続方法」の両ウェビナーは、マドリッド制度を使いこなす自信をつけてもらい、必要なツールに関する知識を伝えることを目的に開催されました。
皆様からの貴重なご意見をお聞かせください
皆様のご希望に沿った内容をお届けできるよう、ウェビナーで取り上げてほしいトピックやご興味のあることについてお知らせください。お問い合わせからご意見をご送信いただくか、ウェビナー後のアンケートを記入される際にご意見をお寄せください。
2025年にもご期待ください!
来年のマドリッド制度ウェビナープログラムは1月に発表しますので、ご確認ください。マドリッド制度のメールアラートに登録して、今後のイベントの開催予定日を確認することもできます。
皆様よいお年をお迎えください。