Madrid Goods and Services Manager (MGS) : エジプトが新規参加

2023年7月4日

エジプトが新たにMadrid Goods and Services Manager (「MGS」) に参加しました。これにより、マドリッド制度に必要不可欠な本ツールに用語を提供するマドリッド締約国の知的財産庁は41官庁になりました。

(Photo: Getty/Khaosai Wongnatthakan)

利用者のメリット

エジプトの参加により、eMadridから利用可能なGoods and Services Manager (MGS) において、国際商標登録の出願を行う前に、その出願の商品・役務リストをエジプト商標意匠庁が受け入れるか否かを事前に確認することができます。

操作方法

簡単な操作で利用できます。

  1. eMadridにアクセスし、「COMPILE AND VERIFY LISTS OF GOODS AND SERVICES (商品・役務リストの作成) 」を選択します。
  2. 任意の言語を選択します。
  3. 目的とするキーワードを検索することで、承認されている全ての用語を網羅した一覧にアクセスして、必要な要件を全て満たした商品・役務リストを作成することができます。
  4. 「Check acceptance by designated Contracting Party (指定締約国における受入れの可否確認) 」機能を使うことで、MGSに参加している全ての知財庁の一覧にアクセスして、特定のマドリッド締約国における用語の受入れ可否を確認することができます。

eMadrid

注: MGSでは、アラビア語もカバーしているので、商品・役務リストを簡単に翻訳することができます。

Madrid Goods and Services Manager (MGS) – スピーディな商標保護を支援

MGSに登録されている数十万の用語 (現在、英語だけで146,000語以上) から選択することで、商品・役務リストを作成・確認することができます。指定締約国から暫定拒絶が発せられる可能性を低減することができ、時間と費用を削減できます。

マドリッド締約国の知財庁への呼びかけ

MGSにまだ参加していない官庁が詳しい情報にご関心がある場合は、こちらからご連絡ください。

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