マドリッド制度の活用事例 (ハイライト): BODET-時計塔からデジタルスコアボードまで、時を超えて成長する
2021年11月18日
前回に引き続き、マドリッド制度の主な活用事例のハイライトを取り上げ、様々な業界の企業がどのようにマドリッド制度を世界的に有効活用しているかについて実務的な知見をお届けします。今回の事例紹介では、時間計測・管理の分野における欧州のリーダーであるBODETに注目します。
BODET社は、1868年にフランスで創業されたファミリー企業です。以来、時計塔や鐘の修復・自動化といった創業当初の時計作りの専門技術から、時流をとらえた現在のデジタル式の勤怠管理システムまで、数世紀にわたって、その名声を確固たるものにしてきました。
150年以上の時を経て、BODET社は現在、110カ国以上で事業展開しており、4つの異なる事業部門に進化しました。その1つであるBODET Sportは、ユーザがスポーツイベントの得点記録・計時をスクリーンやスコアボード上でリアルタイムに管理できるソフトウェア「VIDEOSPORT」のブランドについて、マドリッド制度下で160万件目となる国際登録を行いました。
「VIDEOSPORT」は、BODET社が創業から現在までに発表した788の新製品のうちの1つです。この革新的な企業にとって重要なのは、発明やブランドといった知的財産について世界中で確実に保護を受けると同時に、変化するビジネスニーズに合わせて登録を柔軟に変化させていくことです。BODET社がマドリッド制度をいかに有効活用しているか、ご覧ください。
近日公開予定
WIPOでは、イノベーションを創出する企業の最新事例を幅広い業種にわたりこれから年末にかけてさらにご紹介していく予定です。グローバルな事業展開を進める上でのマドリッド制度の活用方法や、海外市場での商標の保護取得がどのようにして認知度や競争力の向上につながるのかなど、マドリッド制度の活用に役立つ情報を提供しますので、ぜひご覧ください。