Madrid Goods & Services Manager の最新情報
2019年2月14日
2019年始めより、Madrid Goods & Services (MGS) Managerに多数の変更が追加されました。例えば、データベースには215の新項目を含む商品・役務のニース国際分類第11版の2019年改訂版が反映されています。また、グルジア知的財産庁が新たに加盟し、締約国および地域の官庁の数は35となりました。
MGS Managerの新しい用語集
国際商標を出願する前に、Madridユーザーは商標の対象となる商品・役務のリストを確定しなければなりません。最新のMadrid Goods & Services (MGS) Managerは、商品・役務のニース国際分類のアルファベット順リスト(英語で 9,982個の用語 )を含む広範な用語集および記述、さらにWIPOと35の締約国の知財庁によって承認された用語集へのアクセスを提供することで、商標の出願人がリストを編集および分類するサポートをします。2018年末までに追加されたこれらの新しい用語は、100,000個以上におよびます。
毎月300個以上の新しい英語の用語を追加することで、MGS Managerはユーザーに、絶えず増え続ける用語集を提供します。これにより、さらなる柔軟性を提供し、拒絶のリスクを減らすことが可能になりました。

MGS Managerがグルジアで使用可能になりました
2019年始めより、グルジア知財庁(Sakpatenti)とWIPOの新しいパートナーシップが始まりました。このコラボレーションにより、MGS Managerはさらに強化されました。
出願人はMGS Managerを使用して、商品・役務をグルジア語に翻訳できます。(これはシステムの翻訳ツールに既存する18言語に追加された言語です。)さらに、グルジアの商標名義人は、「Check acceptance by designated Contracting Party(指定の締約国官庁による承認の確認)」ツールを使用することで、マドリッド協定議定書の35の締約国官庁全体の出願に記載されている用語集の受容性を簡単に確認できるようになりました。