国家知識産権局(CNIPA)が新たにe-Filingサービスを開始

2018年10月26日

近年の国内商標出願件数の著しい増加を背景に、中国の知財庁である国家知識産権局(CNIPAはマドリッド制度を通じた国際登録出願に対応した、国内初となるオンライン出願サービスを開始しました。

サービス運用開始の最初の月には、同月の国内の全国際登録出願件数の約52%に当たる358件がこのe-Filingサービスを介して電子出願されました。

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(写真提供:GETTY IMAGES/ALENGO)

ユーザーにとっての主な利点

オンライン出願CNIPAe-filingサービスにログインするだけで、このe-Fillingサービスから出願申請できる。

電子通知:CNIPA からの手数料、不備解決方法、受け入れなどの通知を、このe-Filingサービスのプラットフォームやメールを通して受け取ることができます。

オンライン出願および補正:CNIPAが通知した出願書の不備をこのプラットフォーム上で補正することができます。

オンライン決済:1回の手続きで人民元で支払うことができます。CNIPAが手数料を徴収し、WIPOに送金します。

国内登録用と国際登録用の様式が分かれていないため、出願人は1つの様式に記入するだけで効率的に出願できます。中国内での基礎商標登録日が自動的に国際出願様式に入力されます。

このシステムには検証機能があり、基礎商標に記録された氏名/住所との一貫性を照合します。

さらに、出願人は商品・役務一覧表を直接アップロードできます。出願書検証後に問題がなければ、そのままWIPOにオンラインで送信することができ、全てのデータの機密性も保持されます。

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