1994年、中国を代表する家庭用化学製品メーカーである広州Liby企業集団有限公司 (「Liby Science and Technology」) は、単純でありながら力強い使命を掲げてその歩みを始めました。それは「すべての家庭に健康と幸せを」というものです。創業当初から、同社は人々の生活に確かな変化をもたらす製品を作り出すことを目指してきました。
長年にわたり、同社は衣類用洗剤、食器用洗剤、パーソナルケア製品など、様々な製品を展開してきました。そのブランド―Liby、Kispa、COGI、そしてLantian Liubizhi―は徐々に知名度を高め、最終的には中国だけでなく世界中の何億もの家庭に浸透しました。
環境に優しい洗濯洗剤の革新的な製造
Liby Science and Technologyは成長の過程で、イノベーションと持続可能性に多額の投資を行ってきました。国家レベルの企業技術センターを設立し、環境に優しい化学や新素材といった最先端分野の研究開発を行うため、複数のイノベーションプラットフォームを構築したのです。環境に優しい製造への取り組みは、同社のアイデンティティの礎となりました。
数字が物語る成功:
- 8つの主要生産拠点
- 30を超える支社
- 1万人を超える従業員
- 15億人民元 (2億1,700万米ドル超) を超える年間納税額
その後、国際的な評価も得ています。World Environmental Conference (世界環境会議) の最高賞であるInternational Carbon-Value Award、Asia Responsible Enterprise Awards (アジア責任ある企業賞) のGreen Leadership Awardを獲得し、CDP気候変動スコアでマネジメントレベル (B) に認定されるなど、100を超える賞を受賞しました。
洗練された事業運営、顧客志向のサービス、ブランドリーダーシップ、デジタル事業、そしてイノベーションを志向する事業戦略を掲げ、Liby Science and Technologyは世界に挑む準備を整えていました。
WIPOのマドリッド制度でLibyブランドを国際的に保護
同社が国際的に事業を拡大するにつれ、成長中の多くの企業が直面する問題が浮上しました。それは、国境を越えて自社ブランドを保護するためには複雑な手続きが必要で、費用も嵩むということでした。

国によって商標法や慣行が異なっていたためです。一部の市場では、他社に自社ブランド名を先取り登録されてしまうという商標の不正取得リスクに直面していました。多くの国で複数の製品カテゴリーへの登録が必要となったため、コストが膨らみ、手続きも手に負えないほどの負担になりつつありました。
自社の知的財産 (IP) を世界規模で保護するための効率的な手段が必要だと認識したのです。結局のところ、ブランドとは単なる名前ではありません。それは企業の核心的な資産であり、製品が国際市場に進出するための「パスポート」なのです。
マドリッド制度が国際的な商標保護をどのように簡素化したか
答えは、WIPOのマドリッド制度という形で与えられました。
Liby Science and Technologyは、包括的な国際商標保護ネットワークを構築するため、2003年にマドリッド制度の利用を開始しました。
「マドリッド制度の魅力は、そのシンプルさです。1回の出願、1つの言語で、複数の国をカバーできるのです。」
Liby Science and Technology
数十か国で個別に商標出願を行う代わりに、中国国家知識産権局を通じて単一の国際商標登録の出願を行うことができました。もう同じ翻訳を繰り返す必要はありません。複数の公証手続きも必要ありません。たった1つの効率的なプロセスがあるだけです。
Libyにとってのマドリッド制度のメリット
2025年12月までに、Liby Science and Technologyは世界中の100を超える国と地域で2,500件超の商標を登録しました。2003年にマドリッド制度を通じて登録された同社の主力ブランド「Liby」だけを見ても、マドリッド制度加盟国60か国超で保護されています。
その恩恵は、単なる利便性にとどまりませんでした。
- コストが大幅に削減されました。かつては各国で複数カテゴリーにわたる商標登録に多額の費用がかかっていたものが、今では管理しやすくなったのです。
- プロセスが簡素化されました。1回の出願で、数十件にも及ぶ個別の申請手続きを置き換えることができました。
- 商標保護に関する優先権が得られました。中国での基礎出願に基づく6か月の優先権により、同社は商標を不正取得しようとする者たちの一歩先を行くことができました。
- 管理が一元化されました。変更、更新、その他の手続きはすべてWIPOを通じて一元的に処理できるようになり、時間の節約と効率の向上が実現しました。
- そしておそらく最も重要なのは、柔軟性を手に入れたことです。事後指定手続を通じて、機会が訪れるたびに、新たな輸出市場へと保護の範囲を拡大することができたのです。
グローバルな商標保護によって強化される明るい未来
今日、Liby Science and Technologyは、世界への旅を続け、知財に関する能力を強化しています。
同社は今もなお、「すべての家庭に健康と幸せを」という創業時の使命を指針として掲げていますが、その活動は今や真にグローバルな広がりを見せています。イノベーションと環境に配慮した開発への献身を原動力に、同社は世界的な影響力を持つ日用化学品企業となるべく前進しています。
- Liby Science and Technologyは、世界中の消費者のために、「美しく、清潔で、健康的な」生活の質を実現することを目指しています。
- 業界を先導して、持続可能な開発を推進しています。
- そして、世界の舞台で中国国内ブランドの素晴らしさをアピールする機会を通じて祖国に貢献しています。
1994年に広州で設立されてから、現在では100か国超で事業を展開するグローバル企業へと成長したLibyの歩みは、マドリッド制度のような適切なツールが、いかにして地域ブランドを国際的な成功へと導くことができるかを示しています。
Liby Science and Technologyの国際商標登録について詳しくはこちらをご覧ください。
マドリッド制度について
マドリッド制度は、単一の言語による単一の出願を提出し、単一の通貨で手数料一式を支払うことで、130超の国で商標を登録することができる、便利で費用対効果の高いソリューションです。