LAM LEATHER BAGS: 伝統を大事に

LAM Leather Bags (LAM)は2018年にバーレーン出身のデザイナー、Lulwa AbdulRahman ALMannaiさんが立上げた高級ブランドです。植物タンニンなめし革から手づくりされた高品質のバッグやハンドバッグ、財布、スーツケースの他、アクセサリーを専門に作っています。

LAM Leather Bagsは、植物タンニンなめし革から手づくりされた高級品を作っています。(写真提供:©LAM Leather Bags)

LAMというブランド名は、デザイナーのフルネームの頭文字に由来します。アラビア語での名前にシリア語の(ل)という文字が入っています。この文字には棒という意味もあり、歴史書や夢に関する本では棒は所有者の力や、旅人に対する援助、保護を象徴すると言われています。

LAMでは職人技と持続可能なビジネスモデルを両立させ、有害な化学物質を使用せずに革製のバッグを作っています。革のなめし方にはいくつかの方法がありますが、植物タンニンなめし革は自然に加工されたものです。LAMでは、植物や果物の樹皮、枝、葉に自然に含まれる自然のタンニン酸を利用した伝統的な職人技のプロセスを採用しています。

実際のなめし作業には1ヶ月から3ヵ月かかります。革を処理するにあたって工業化された方法の方が安く、大量生産しやすいことが多いですが、LAMの手作りの製品は、自然ななめしのプロセスによって出る色合いやクラシックで独特な雰囲気を醸し出します。

LAMの手作り製品には茶色や黒のほか、青やピンク等のモダンな色のものもあります。(写真提供:©LAM Leather Bags)

バーレーンの皮革製品業界に参入したブランドとして、国内外の市場で圧倒的な存在感を出すことを目指しています。LAMは革新的でクリエイティブなブランドとして、独特なデザインで高品質のレザーバッグを販売しています。

父が最初に革のバッグを買ってくれた時の喜びを今でも思い出します。革のにおいや手触りを今もはっきりと覚えています。あのバッグのお蔭で自信がつきました。

LAM Leather Bags 創業者のLulwa AbdulRahman ALMannaiさん

ブランドのレガシーを構築

有名高級ブランドの背後には通常、強固な知的財産(IP)ポートフォリオが存在します。そのようなIPポートフォリオは、企業にとって最も価値ある資産ではなくても、企業全体の価値の相当部分を占めます。そのため、LAMも自社のブランディング戦略にとってIPが戦略的に重要な役割を果たすことを認識していました。そこで、まずは商標を保護するべく、行動を起こしました。

知的財産権は、私たちの事業に強固な礎を築き、それが私たちの自信と安心感につながっていますし、当社のロゴや製品デザインがコピーされないように保護してくれます。

LAM Leather Bags 創業者のLulwa AbdulRahman ALMannaiさん
:LAMは、ブランド戦略においてIPが非常に重要な役割を果たすことを理解していました (写真提供:©LAM Leather Bags)

LAMは弁護士を雇って商標を登録しました。これが同社に、ブランド戦略を発展させて投資を続けるという自信を与えてくれました。

知的財産を保護するという長い複雑なプロセスを経て学んだことは、安心感と守られているという感覚と自信を持って現在のビジネスと将来のプロジェクトを続けられるということです。

LAM Leather Bags 創業者のLulwa AbdulRahman ALMannaiさん

LAMは、知的財産についてより多くの人が知るべきだと考えています。AbdulRahman ALMannaiさんは、学校教育の中で知的財産について教えれば、若いうちから知的財産権のメリットついて認識できるようになるだろうと言います。また、ALMannaiさんは、中小企業支援において、各国の知財庁が重要な役割を果たすと考えています。LAMは知的財産の擁護者として、知的財産権の保護を最初から真剣に検討するよう、他の中小企業に対して積極的に呼びかけています。