WIPO GREEN:持続可能なテクノロジーのためのマーケットプレイス

2013年にWIPOによって設立されたWIPO GREENは、そのデータベースおよびネットワークを通じて環境に優しいイノベーションに関する主要な当事者を繋げることで、気候変動に対する世界的な取り組みを支援しています。その目的は、この分野におけるイノベーションを奨励し、気候変動、食糧安全保障、環境に関する地球規模の課題に対処する発展途上国の取り組みに貢献することです。

WIPO GREENは、テクノロジーの供給者と探求者を繋げることにより、環境に優しいテクノロジーの加速された適応、採用、展開に貢献するテクノロジー交流を支援するロードマップを展開する戦略計画を指針としています。

テクノロジーおよびユーザーのグローバルネットワーク

WIPO GREENには現在、3,500件以上のテクノロジー、ニーズ、専門家が参加しており、小規模の新興企業からFortune 500企業に至る100社以上のパートナーがいます。世界中に、1,400人以上のユーザーがおり、今後のコラボレーションにつながる可能性のある640件以上の繋がりをこれまでに達成しました。

WIPO GREEN データベース 

WIPO GREENデータベースは、プロトタイプからライセンス、コラボレーション、合弁事業、販売に利用可能な市場性のある製品に至る様々なテクノロジーを提供しています。また、データベースには特定の環境問題または気候変動問題に対処するテクノロジーを模索している企業、機関、非政府組織によって定義されたニーズ一覧も掲載されています。

加速プロジェクト

WIPO GREENは、特定の地理的地域または技術的ドメインに焦点を当てた、いわゆる加速プロジェクトを数多く運営しています。

これらのプロジェクトでは、供給者と探求者が環境に優しいテクノロジーの移転または展開に至るような重要なつながりを作れるようにしています。例えば、中南米で進行中のプロジェクトでは、現地の課題を調査し、環境に優しい機会の可能性を特定し、気候スマート農業の分野での繋がりの構築に焦点を当てています。

年次評価

WIPO GREENは、活動と成果の年次評価を公開しています。また、2016年11月にマラケシュで開催されたCOP22で行われたアフリカに着目したテクノロジーのショーケスのような環境に優しい発明の展示を主催しました。

さらに最近では、WIPO GREENはCOP25で、アルゼンチン、ブラジル、チリにおける天候スマート農業テクノロジーの普及をサポートするイノベーションおよび技術移転の役割に関して、注目を集めました。

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