FIT/日本知的財産グローバルファンドが貢献・実施する能力開発活動の中心にあるのが、教育、研修、支援、意識向上です。
奨学金制度
知的財産権修士コース (MIP)
毎年、WIPO、そしてアフリカの学術機関であるアフリカ大学(Africa University) (ジンバブエ) 及びヤウンデ第2大学 (l’Université de Yaoundé II) (カメルーン) が共同で提供するMIPを取得するための奨学金が、選抜された学生に支給されます。プログラムごとに最大12名の学生が選ばれます。
WIPO Academy学術研究機関プログラム
- アフリカ大学のMIPプログラムに関する地域経済圏ワークショップ: 大学研究から知的財産、商品化、起業に至る流れ。2021年6月3・4日、オンライン
イベントに関する記事 会合資料 - 出版済み - 書物「Landmark Intellectual Property Textbook from an African perspective (アフリカの観点から見た画期的な知的財産に関する教科書)」
イベントに関する記事
WIPOサマースクール
FIT/日本知的財産グローバルファンドでは、毎年最大10名の選抜された学生に奨学金を支給し、南アフリカで開催されるWIPOサマースクールに招待しています。
フェローシッププログラム
長期フェローシップ
1997年、FIT/日本知的財産グローバルファンド初となるフェローシップが、インドのデリー大学 (Delhi University) の上級講師及び中国の中華人民共和国国家知識産権局 (SIPO) の上級管理者の2名に授与されました。このフェローシップは、工業所有権庁で工業所有権について教える教師や講師、大学で工業所有権のトレーニングや指導に従事する教員を対象としています。
- FIT/日本知的財産グローバルファンドが支援する長期フェローによる研究
研究テーマ一覧
2016年以来、大阪工業大学 (OIT) でのイニシャル フェローシップ プログラムを修了し、選抜された技術移転専門家に対し、日本の大学での3か月間のフェローシップが授与されています。このプログラムでフェローは、OITで常勤の知的財産管理者を日常的に補佐する中で、知的財産のライセンシング、評価、管理方法を直に経験しました。
- 知的財産オンライン学習コース、2020年9月29日~2021年1月19日、日本・大阪
イベントに関する記事
短期フェローシップ
WIPOの奨学金を受けて知的財産に関するL.L.M.コースを修了した発展途上国の知的財産支援機関の職員を対象に、2週間の短期フェローシッププログラムを授与しました。このプログラムの参加者には、日本国内の特許事務所、大学の技術移転機関、民間企業やサイエンスパークの知的財産管理部署などで実務経験を積む機会があります。